先週より関西も梅雨入りし、本格的に雨の降る日も多くなってきました。
雨続きで気分まで暗くなってはいませんか?
雨の中で色鮮やかに咲く花として、紫陽花の花が挙げられると思います。
今回は、紫陽花の見ごろを迎えた京都の三室戸寺をご紹介します。
雨の中美しく咲き誇る紫陽花の花を見に行って、心落ち着かせましょう!
花の寺・三室戸寺
三室戸寺は、約1200年前に創建されたといわれる本山修験宗の別格本山です。
平安時代から広まった観音信仰の西国三十三ヶ所巡礼の十番札所として、現在も多くの人が訪れています。
そんな三室戸寺ですが、四季おりおりの花が見られことから別名「花の寺」と呼ばれています。
4月下旬〜5月上旬の『つつじ園』には、20000株のツツジが咲き誇り、6月には『アジサイ園』にて50種・10000株の紫陽花の花が咲きます。
7月~8月にかけては、本堂前の『蓮園』に250鉢の色とりどりの蓮の花が咲きます。
11月ともなると紅葉が始まり、宇治でも屈指の紅葉の名所と有名です。
こちらは、5月のツツジ園の様子です。
山の斜面に一面に咲き誇るツツジは素晴らしく、見頃を迎えるゴールデンウィークの時期は多くの参拝客で賑わいます。
10,000株の紫陽花の花
三室戸寺のアジサイ園では、10,000株の紫陽花の花が杉木立の間に咲き誇ります。
青、白、ピンク、紫と様々な色で埋め尽くされる光景は本当に素晴らしく、シーズン中は多くの見物客で賑わいます。
種類も50種類と多く、西洋アジサイ、額あじさい、柏葉アジサイ、幻の紫陽花と呼ばれる七段花など見ることができます。
こちら、筆者が実際に三室戸寺で撮影した、珍しい品種の紫陽花の花の写真になります。
このように、八重咲きのものや、星形の紫陽花など、様々な品種を楽しむことができます。
中でも、女性の間で人気なのが、ハート形の紫陽花です。(こちらも、三室戸寺で撮影)
ハート形の紫陽花は恋に効くお守りとして、若い女性の中で人気急上昇中なのだそうです。「恋愛成就」の願掛けにと携帯電話の待ち受け画面にする人も多数いるとのこと。
ぜひ、探してみてください。
梅雨のジメジメした気分も、色鮮やかな紫陽花の花を観賞することで心穏やかな気分になれると思います。
ぜひ、足を運んで素晴らしい光景を目にしてはいかがでしょうか!
<三室戸寺詳細情報>
住所:京都府宇治市菟道滋賀谷21
電話:0774-21-2067
拝観時間:
午前8時30分から午後4時30分まで(4月1日から10月31日まで)
午前8時30分から午後4時まで(11月1日から3月31日まで)
※拝観最終受付は閉門時間の30分前まで
※年末休み(12月29,30,31日)
入山料:大人500円小人300円(団体割引30名以上大人400円)
アクセス:
【電車の場合】
京阪「三室戸」駅下車、東へ徒歩約15分
JR・京阪「宇治」駅下車、京阪宇治バス(明星町経由JR黄檗駅行き)で「三室戸寺」下車す
【自動車の場合】
京滋バイパス宇治東ICより約3分
収容台数: 300台(駐車料金 乗用車: 500円、バス: 2000円 )
ホームページ
http://www.mimurotoji.com/
こちらも、ぜひ。
(写真は公式サイトより引用)
<あじさい園ライトアップ 詳細 情報>
6月13日(土) – 6月28日(日)の間の土・日曜日のみ
時間:19時~21時(20時30分受付終了)
*ライトアップ観覧の場合は、19時以前の入場は出来ません。19時以前に入場された方でライトアップを観覧希望の方は、再入場お願いします。