佛隆寺の千年桜を見に行ってきました。(写真真ん中のひときわ大きい桜)
奈良県宇陀市にある、佛隆寺(仏隆寺)の千年桜はヤマザクラとエドヒガンの雑種であるモチズキサクラの一種で、幹の周囲7.5m、高さ16m、樹齢950年で奈良県下最大最古の桜と言われています。
幹はおよそ9メートルとかなりの太さ。
本堂へと続く197段の石段の脇で出迎えるようです。
この佛隆寺の石段は談山神社、室生寺と並び「大和三名段」と言われているそうです。
上りきると山門があり、入山料100円を賽銭箱のようなものに入れて入ります。
本堂に入るとそこでもいろいろな種類の花が咲き乱れています。
また、佛隆寺は大和茶発祥の地とされており、1杯500円でお抹茶を頂けます。
本堂の階段の一番下の部分にある白い花の木は山梨(長十郎梨)の原木とのことで樹齢450年だそうです。
佛隆寺は850年に設立されたとのことですが、こちらの本堂は昭和に入って建て替えられたものだそうです。
およそ4時くらいに着きましたが、この日は晴れていて桜を堪能できました。
そして夕暮れ。日が沈んでからが勝負。
7時からライトアップがあるということで冷える中、車内で待機します。
それを知ってか、カセットコンロとどん兵衛を持ってきていたツワモノも。
バーナーとカップ麺くらい入れておくものだなぁ。
そして7時前に点灯。
曇りの予報でしたが、空に雲がなかったので濃いブルーの空も相まってすごいく幻想的に。
昼間とはまた違った雰囲気でいいですね。
ちなみに秋は石段の周辺に咲く「彼岸花」も見所のひとつなので秋にも再びチャレンジしたいところ。
アクセス
住所:宇陀市榛原赤埴1684
近鉄大阪線・榛原駅で下車、曽爾行バスで高井下車 徒歩30分。
車の場合は駐車場が10台ほどしか停められず、非常に狭いので混雑する時期は注意。
ギャラリー(2013年4月10日)
カメラ:LUMIX DMC-GH3
レンズ:LUMIX G VARIO HD 14-140mm F4.0-5.8
RAW撮影後、Adobe Photoshop Lightroom 4にて現像処理